リアム・ギャラガー、制作映画を巡りノエル・ギャラガーに訴えられるか?
リアム・ギャラガー、制作映画を巡りノエル・ギャラガーに訴えられるか?
2月18日月曜日、リアム・ギャラガーは自身が手がけるドキュメンタリー映画『アズ・イット・ワズ(As It Was)』において、oasis時代の映像を使用すれば訴訟を起こすと兄ノエル・ギャラガーに言われたことをツイッターにて明かした。
ドキュメンタリー映画『アズ・イット・ワズ』
この『アズ・イット・ワズ』は、リアム・ギャラガーがoasis解散後、ソロアーティストとして復活を遂げるまでの軌跡を描いたドキュメンタリー映画で、昨年5月に制作が発表された。今年2月14日に彼のツイッターで『関わったみんな、こりゃ大傑作だ。』と映画の完成を示唆する感想が確認されている。
oasis時代の映像を巡ってノエル・ギャラガーが訴訟?
しかし、リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガー側から、ドキュメンタリー映画『アズ・イット・ワズ』においてoasis時代の映像を一つでも使用した場合に訴訟を起こすことを示されたことを明かした。
2月18日の彼のツイートには、
"Ive just been informed that I’ll be sued by the not so mighty little fella and his goons at ignition if I use any footage of me singing oasis yes oasis songs in AS IT WAS who’s bitter now eh ps Dya want a hand selling those tickets AS YOU WERE"
"俺が『アズ・イット・ワズ』でoasisの映像を一つでも使えば、たいしたことないチビとイグニション(ノエル・ギャラガー所属マージメント)にいるノエルの取り巻きが俺を訴えるんだってよ。"
"根に持ってるのはどっちだよ。ところでチケットは手売りしてほしいか?" とつづられている。
Liam Gallagher - Wall Of Glass (Official Video)
今後
今回の騒動から、両者の溝はまだ埋まりそうにないことが露見した。これは主観だが、ノエル・ギャラガーの方はoasisの解散後、Noel Gallagher's High Flying Birds(以下:NGHFB)として活動するようになり、以前よりも純粋に楽しんでいるように思う。
(弟のお守りから解放された影響かもしれない、というかそうなのだろう。)
ともかく、今回の騒動を受けてなおさらドキュメンタリー映画『アズ・イット・ワズ』(もしくは二人の喧嘩)に注目が集まることは間違い無いだろう。『アズ・イット・ワズ』の公開日はまだ発表されていないが、リアムはソロツアー、ノエルは日本公演などがすでに決定しており、今後も精力的にバンド活動を続ける二人の行方を見逃さないようにしたい。
ニトロデイみたいなバンドを待っていたんじゃないか。
ニトロデイみたいなバンドを待っていたんじゃないか。
Number Girl再結成心よりお待ちしておりました。
ハマった時には解散してたもん、ナンバガ。やっぱり生の感覚っていうか、 生きているこの瞬間に好きなバンドが活動しているってことはそれだけでもう、凄いことなんだと思う。 そうじゃなきゃみんなビートルズのレコードを聴いているだけで済むでしょ。
今まででなかった作品、パフォーマンスが今日生まれるかもしれないってことに意味があるんだよね、きっと。
ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさんが以前インタビューでこんなことを言っていた。
"バンドは長いのがいいとも思わないし 短いのがいいとも思わない 今日やってることがすごいと思う"
甲本ヒロトさんが自分と全く同じ考えをもっているとは思わないけど、バンドが今日存在している意味に関しては似たような感覚を持っているのかもしれない。
"最近のバンドはなんか違う"っていう漠然とした思いを持っている人も結局同じなんじゃないか、未だにバンドミュージックを聴き漁っている人達も結局、 同じじゃなくても似た感覚を持っているんじゃないかって思う。
なんか違うって言いながらもなんだかんだ最近のバンドを探してるのは、"今"そのバンドが存在して欲しいからなんじゃないかって。
自分はそう。
ダラダラと語って、つまるところ何が言いたいかというと、
ニトロデイを聴いてほしい
ってこと。
1回聴いてみて、まじで。このご時世にバンドミュージック探してる人達、『もうあの頃の音楽はないんだ…』って諦めてる人達、早まるな!!まだ可能性はあるぞ!!
このニトロデイっていうバンドがやろうとしてることって完全に時代錯誤。なんだけど自分たちがずっと求めてたものなのよこれが。Number Girlみたいな突然変異型で、ニルヴァーナを彷彿とさせるグランジ感。この時代に?だから最高。
これは完全に趣味なんだけど、1から10まで全部説明するような歌詞って好きじゃなくて、というか受け付けなくて。それこそNumber Girlみたいな、訳わかんないけど瞬間で殺されそうな歌詞の方がグッとくるんですよ、自分は。
このジェットっていう3分の曲がもう本当にドツボ。そして何より嬉しいのがこのバンドがちゃんと評価されていること。
ロッキング・オン主催のアマチュアオーディション、"RO69JACK 2016 for COUNTDOWN JAPAN"で優勝してCDJにも出演経験ありの彼ら。『こういうのが好きなんやろ?』っていう浅い考えが丸見えな、なんというかウケの良いだろうな〜っていう曲がウケるだけの今の時代で、このグランジが優勝するっていうのは本当に実力のある証明だと思う。
自分と同じように現代日本音楽を諦めている人達に是非聴いていただきたい。趣味の合う合わないは別として、 今こういったバンドがしっかりと評価されているという事実を知ってほしい。
最後になるが、自分は年齢でニトロデイを評価して欲しくなかったため記述しなかったが、もしこのバンドに興味を持ってくれる人がいたら是非彼らのことを調べて欲しい。きっとビビるから。
ニトロデイの今後の活躍を心より願っています。